「リトル・リトル」読んだょ！！ 感想とか

ほんわかと読む人の数だけのストーリー
ほとんどせりふのない、読めば読むだけ広がる不思議な世界。
～リトル・リトル～

とあるお屋敷に住んでいる病弱で言葉を失ったお嬢様と、どこからかやってきたキツネっ娘が織り成すあたたかいお話。あとメイドさんのね。

ひょっこり現れたキツネちゃん

二人はおともだちになる。そこから始まる。
１冊の中に四季があって、四葉のクローバーを探したり、水遊びしたり、寒い日は一緒に寝たり、キツネちゃんの学友？（制服っぽいの着てるし）と遊んだりと。そして・・・病にふしたら・・・

頭を冷やすために、冷たいカメを置いてくれる（ ﾟ ρ ﾟ )

お嬢様＋メイドさん
↓
お嬢様＋メイドさん＋キツネちゃん
↓
お嬢様＋メイドさん＋キツネちゃん＋キツネちゃん学友

と広がっていくお嬢様の世界についに人間の男の子が登場。
お嬢様の飛んでいった帽子をとってきて登場。
この男の子が唯一のせりふ

あのっ―君の名前なんていうの？

言葉を失ったお嬢様は自分の名前を伝えられない。

走って屋敷に帰っていく・・・帽子をおいたまま
メモとペンを持ち屋敷を出ると、男の子が帽子を持ってきてくれていた。
そこで名前を伝えられ、お嬢様に友達ができてお話を締めくくっている。


ひとつひとつのお話、ページ、コマを読む人で自由に取っていいと思う。
”読む”文字がないから、人によっては１分で読み終わったり、何時間も終わらなかったり。。。
私は結構長く読んでました(^o^)/
この本を読むときの気分なので毎回違った顔を見せてくれるそんなマンガ。
言葉なくして描くことでこの世界観は保たれてる。

一応少女漫画だけど男の人もぜんぜん読めちゃいますよ～
どんな人でも読めるそれこそ”読む”ことが嫌いな人も　そんなマンガのひとつだと思います！！
ぜひぜひ読んで自分なりの楽しみを見つけてほしぃです！！

リトル・リトル ろくこ　(まんがタイムKRコミックス エールシリーズ) 芳文社 2009-09-11